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被災地への支援を継続して

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国内外から被災地への支援の輪が広がりだした。
日本赤十字社では14日から31日までの間に阪神大震災の約4倍に当たる700億円が集まったという。どれほど多くの人が被災地の人たちを思いをかけているかということだ。
海外からでは在上海日本領事館にはすでに6億円強の義援金が集まったという。サムスンはパソコンと義援金で6億円、台湾からも20億円を越えたという。あの津波の映像は衝撃的で世界の人たちが日本に支援の手を差しのべている。
日本ではイチロー1億円などプロ野球選手の寄付が目立つが、企業では大手企業は億円単位の義援金が珍しくない。支援はお金だけではなく飲料ありパン、カップめん、オムツ、衣料などさまざまだ。
どのような災害にどれだけ出すかの判断は難しくつい同じ業界の他社を参考にするなどしているようだ。
今回の震災の復旧には20兆円は必要だといわれているがこれを日本人約1億人で負担すると一人当たり20万円という大きなものになる。
当面は国が復興国債などで対応するのだろうが不要不急の予算をカットしたり増税をしたりして凌がなくてはならない。
仮に復興費用20兆円を5年で実施するとして1年に4兆円のお金がいることになるが根拠はないができればその費用の10%、4000億円くらいは個人や会社の寄付で賄いたいものだ。
この金額は赤十字の史上最高の義援金といわれる現時点の700億円では全く不足するしこの費用は1年だけでなくその後も続くのだ。
「一度支援をされた方、追加でもう少し出してください。出そうかどうか迷っている方思い切って近くの義援金箱に少し入れてください」
日本はあまり寄付をする習慣が少ないようだが今回の震災を機会にそのような寄付文化が根付いてくれることを期待したい。

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