未曾有の被害をもたらした東日本大震災が起こって2週間が経とうとしている。
少しずつ復興の兆しはあるが失われたものはあまりに大きく全体経済復興プロセスは4~5年続くと考えられる。
震災が起こってから百貨店もレジャー施設もガラガラでプロ野球も開催延期は話題になったようにさまざまな行事やイベントが「被災者のことを思うと」という感情から自粛したり延期したりしている。
また何かしようとすると「いまどき不謹慎だ」と言われ中止したりしている。
震災後1週間後に娘が自分が立ち上げたエステサロンの3周年記念のパーティを相当悩んだ末開催した。
80名ほど来る予定だったが「やはりいまどきその気になれないから止めておく」と言って20名ほど欠席の連絡があったようだ。
そのパーティは(もちろん始めに亡くなった人たちへの黙祷をして)節電をしながら震災の募金をしながら行ったが、そんなパーティがあると聞いて突然の参加者もいて結局当初予定の人数となった。
そのとき大阪から駆けつけたシンガーのcifaさんが歌った「前へ前へ前へ うつむいてなんかいられない~~」は聞いていた人たちに大きな感動を与えた。
これから日本はその持ち前の互助精神のもと再建の道を苦しくも雄雄しく辿ることになるだろう。
私たちがしなくてはならないのは今自分ができることをやることではないか。
お金を出せる人は義援金を送る、ボランティアできる人は現地に出かける。しかし「被災地の人のことを思うと何もできない」というのは願い下げだ。そんなことをしても被災地の人には何のプラスも起こらない。
私は経済活動や文化活動を自粛する必要はないと思う。
被災しなかった人は節電などは必要だが普通に生活し普通の経済活動をしたら良い。
そのことが今沈滞しかけようとしている日本に貢献することに繋がるからだ。
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