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一歩先行の行動を

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「早寝・早起き・朝ごはん」 何でも一歩先に行動を
私には、昔から早寝早起きの習慣があるが、妻が急性肝炎で3年ほど入院したときにこの習慣がほぼ確定した。なにしろ、小さな子ども3人の世話を私ひとりですべて担わなければならなくなったのだから...。
起床は早朝5時半。家族の朝ごはんと弁当を作ってから出勤する。8時に出社し、課長職だったので課員が出てくる9時までの間に、一日の自分と課員の仕事の計画と分担を決め、お昼までに一日の半分の業務をこなすつもりでダッシュ。夕方6時に退社する。帰宅してからは、夕食を作り、子どもをお風呂に入れ、宿題や翌日の準備をさせ、寝かしつけ、その後で持ち帰った仕事をするという目の回るような忙しさだった。そして、朝が早いので、私も11時少し前には寝た。
しかし、朝早く起きるといいことがたくさんある。
朝7時前には家を出るので、通勤の電車ではゆっくりと座れるし、新聞を読んだあとに、若干の仕事をすることができる。
8時に出社すると、9時過ぎまで誰にも邪魔されず、仕事に没頭することができる。
皆が出社してくる前に、その日一日のさまざまなことを想定して先手で仕事の準備ができるということである。

昼食は12時10分前に向かう
昼食も"一歩先"を励行している。
私は必ず12時10分前には部下を誘って会社を出ることにしている。12時前ならば、どの店も空いているしお店のほうも「今か今か」と客を待っている状態なので、オーダーすればすぐ目の前に食事が出てくる。食事中は、その日のニュースやスポーツの話するが、昨日の会議の結果なども伝える。いわば簡単なランチミーティングができるのだ。
食事が終わって席に戻るのが12時15分頃。
その結果、私は昼休みが終わるまでの45分間を仕事時間として活用できる。
12時になってから昼食に出るとこうはいかない。まず、エレベーターがなかなか来ない。全社員が一斉に昼食に向かうのだから当然である。行ったお店も混んでいて、すぐには座ることができず、やっと食べ終わって会社に戻るともう1時近い...。
人は昼食を毎日摂る。毎日毎日同じことの繰り返しなのに、なぜ12時のチャイムが鳴った後で出かけるという、そんな愚かなことを続けるのか私には理解できない。少し早く行動することで30分以上も時間を稼ぐことができるのに。
私は、夕方6時頃に会社を出るが、朝8時から9時の朝の能率の良い1時間と昼休みの45分間、合わせて約2時間は他の人より多く仕事をすることができる。言ってみれば、夜8時まで残業しているのと同じことなのだ。そして、この習慣を20年以上も続けているのだから、そうでない人よりも何千時間も得をしてきたことになる。
早起きするかしないかは、その人の体質とも相談しなくてはならないことで、すべての人に当てはまるわけではない。しかし、早く起きるといいことが多い。

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